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30 11月 2016

12月からでも合格できる!京都府公立高校入試-中期選抜社会-100日対策

質問:12月からの勉強でも府立高校に合格したい!

部活をやっていたため、まったく勉強が進んでいません。京都府の公立高校の過去問を見ても、さっぱりわかりませんでした。集合塾に行ったのですが、カリキュラム的に今からの入塾は難しいと言われてしまいました。受験本番までどうやって勉強したら合格できますか?

回答:短期間の勉強でも合格できる可能性あり!

京都府の公立高校の中期選抜受験は例年3月上旬に試験が行われます。
 
12月は入試の3ヶ月前です。残り時間は決して多くはありませんが、志望校を高望みしすぎなければ十分合格する可能性があります。そこで大切なのは、受験までの約100日間で5教科を無駄なく勉強すること。
 
今回の記事では、京都府の公立高校中期選抜試験 社会の問題分析と、100日間で志望校合格を目指すおすすめの勉強方法・参考書をご紹介します。よかったら最後まで読んで、参考にしてみてくださいね。

京都府の入試問題に合った受験対策をしよう!

社会は中学校3年間で歴史・地理・公民の3分野を学習します。とても範囲が広く3分野を一通り学習するだけで、学校の授業が終わってしまうこともあり、学校の授業だけではなかなか復習まで手が回りません。
 
そのため、中学校1年と2年生でおもに習う範囲(歴史・地理)の復習がしっかりできていないと、入試で苦戦してしまいます。
 
京都府の公立高校中期選抜社会では、どのような問題が出題されるのかみていきましょう。

 
 
 

社会3分野からまんべんなく出題される

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京都府の公立高校中期選抜社会は、大問3題で構成されています。
 
どの大問も分野をまたいだ融合問題の形式で出題されるのが特徴です。2016年度の問題では、歴史分野から約40%、地理分野から約30%、公民分野から約30%出題されており、社会3分野の偏りのない知識が必要になってきます。

 
そのため、特定の1分野だけが得意であっても、志望校に合格するために必要な点数が取れない可能性が高いのです。
 
 
 

解答のほとんどは選択式

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京都府公立高校中期選抜の社会は、解答のほとんどが選択式の問題です。用語説明の問題や歴史上の出来事が起きた理由を問う問題は、ほとんど出題されていません。基本的な知識を使って適当な選択肢を選んだり、資料や地図から情報を読み取り正しい選択肢を選んだりする問題が多いことが特徴です。
 

2016年度の京都府公立高校中期選抜の社会では、約80%が選択肢を選ぶ問題でした。そのため、学校の定期テストのように用語の漢字を正確に覚えたり、文章で歴史上の出来事を詳しく説明する必要はありません。

 
 
 

100日で合格するために社会ですべきこと

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では、実際に何を意識して勉強していけばいいのでしょうか? 京都府公立高校中期選抜の社会で良い点数を取るには、2つのポイントがあります。
 
 

まずは基本知識の整理から

中期選抜社会の入試問題に登場する用語は、ほとんど基本的なものです。2016年度の問題では、基本的な知識を頭に入れておくだけで約65%の問題に正解できます。そのため、「基本知識の整理」がどれだけできているかがカギになってきます。
 
ここでいう「知識の整理」とは、習った知識を時代別やカテゴリー別(政治、文化など)にまとめることをいいます。
 
では、分野別に知識の整理を行う上でのポイントをみていきましょう。
 
歴史では、出来事を時代順に整理することが大事です。事件や人物をバラバラに覚えるのではなく、時代の流れや背景(なんでこの事件が起こったんだろう、なんでこの人はこんなことをしたんだろう)を理解して覚えると効率的に記憶することができます。
 
2016年度第2問(2)のような問題は、時代順に整理することが正解に直結していることが分かります。
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地理では、国や地域ごとに特徴を整理することがポイントです。気候や産業の特徴を理解しておきましょう。
2013年度第1問(6)のような問題は、アメリカの特徴をおさえていれば、容易に正解することができます。
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公民、特に憲法の範囲では似たような用語(○○権、○○の自由など)が多いです。そのため、それぞれの用語のもつ意味を中心に覚えましょう。
2016年度第2問(8)のような問題では、基本的人権についての整理ができていれば正解できます。
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資料問題の攻略

京都府社会の入試問題には地図やグラフを利用した資料問題も多く出題されます
ここでは、資料問題を2パターンに分けて解説していきます。
 

①地図読み取り問題
地図を利用した資料問題は京都府社会の入試問題ではほぼ毎年出題されています。
 
その中でも、地図の縮尺の問題とその土地の特徴を問う問題の出題頻度が高いです。
 
では、実際に出題された2016年度の第2問(7)をみてみましょう。
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i群から選ぶ問題では、まず縮尺を確認します。それから、(実際の距離)=(地図上の長さ)×(縮尺の分母)の公式にあてはめて計算してあげましょう。ⅱ群から選ぶ問題では地図記号から、土地の特徴を述べた選択肢の中で適当でないものを選びます。
 
発電所と工場の地図記号の違いを知っていれば正解できます。このように、実は地図読み取り問題も基礎知識をおさえておけば正解できます。

 

②グラフや表などの統計資料読み取り問題
統計資料の読み取り問題もほぼ毎年出題されています。
 
グラフや表は見慣れていないと敬遠してしまいがちですが、冷静に解けば問題はありません。
 
統計資料から分かる情報を落ち着いて探していけば、正しい選択肢にたどりつくことができます。では、実際に出題された2014年度第2問(5)を見てみましょう。
history-civics-Geography-exam-5
 
この問題は、県①がねぎの出荷量が一番多いということにさえ気づけば正解できます。色々な統計資料問題にふれて、情報を見つけ出すことに慣れましょう。
 
 
 

おすすめ参考書

100日という限られた時間の中で、京都府の公立高校中期選抜社会で良い点数を取るためには、たくさんの参考書で勉強することをおすすめしません。ここでは、上で述べたポイントを網羅できる参考書を厳選して紹介します。
 
 

今日からスタート高校入試 社会

history-civics-Geography-textbook-1(引用元:文英堂
 
各セクションの「ポイント整理」がとてもわかりやすくまとまっており、社会の知識を整理するのに最適です。一通り終わらせれば、京都府中期選抜社会に必要な知識を身に付けることができます。

history-civics-Geography-practice

 
 

中学総合的問題集 社会資料読解

history-civics-Geography-textbook-2(引用元:旺文社
 
資料問題に特化した問題集です。いろいろな資料問題に触れることができ、資料から必要な情報を読み取る力を向上させるには最適です。
 
 

京都府公立高等学校 中期選抜

kyoto-high-school-past-exam-2018
(引用元:英俊社
 
 

京都府公立高等学校中期予想テスト

kyoto-high-school-Expected-test-2018
(引用元:英俊社
 
過去問、予想問題に取り組むことも大事です。本番までに必ず実際の問題形式に慣れておきましょう。

 
 
 

まとめ

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範囲が広く、復習が面倒になりがちな社会ですが、基本的な知識さえ覚えてしまえば十分に合格点を取ることができます。12月から勉強を始める場合も焦らずに、まずは基礎知識の整理から取り組んでいきましょう。

 
 

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