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17 11月 2016

12月からでも合格できる!京都府公立高校入試-中期選抜理科-100日対策

質問:12月からの勉強でも公立高校に合格したい!

部活をやっていたため、まったく勉強が進んでいません。京都府の公立高校の過去問を見ても、さっぱりわかりませんでした。
 
集合塾に行ったのですが、カリキュラム的に今からの入塾は難しいと言われてしまいました。受験本番までどうやって勉強したら合格できますか?

回答:短期間の勉強でも合格できる可能性あり!

京都府の公立高校の中期選抜受験は例年3月上旬に試験が行われます。12月は入試の3ヶ月前です。残り時間は決して多くはありませんが、志望校を高望みしすぎなければ十分合格する可能性があります。そこで大切なのは、受験までの約100日間で5教科を無駄なく勉強すること。
 
今回の記事では、京都府の公立高校中期選抜 理科試験の問題分析と、100日間で志望校合格を目指すおすすめの勉強方法・参考書をご紹介します。よかったら最後まで読んで、参考にしてみてくださいね。

京都府の入試問題に合った受験対策をしよう!

中学3年間で勉強する理科の範囲はとても広く、単元によって扱う内容が違うため、苦手意識を持っている生徒が少なくありません。
 
また得意な単元と苦手な単元の差が激しいと、受験本番に相性のいい問題が出なければ、いい点数を取れないおそれがあります。
 
京都府の公立高校の中期選抜理科では、どのような単元が出題されているのか見てみましょう。
 
 
 

中期の理科は実験・観察が主に出題される

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2016年度の京都府の中期選抜では以下の8つの単元から問題が出題されました。

 

1番 ホウセンカの観察
2番 窓ガラスがくもる様子の観察
3番 食物連鎖
4番 星座の観察
5番 水とエタノールの混合物の蒸留
6番 銅の酸化の実験
7番 光の屈折、反射の実験
8番 電磁誘導の実験

 

問題を詳しく見ていくと、幅広い分野から実験や観察をテーマにした問題が多く出題されていることがわかります。8番(2)のように実験結果について理由を問われる問題もあります。
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さまざまなテーマの実験が出題される可能性があるので、問題文やイラスト・図からどの分野のどんなことに関する実験なのか、瞬時に判断できるようになりましょう。
 
 
 

中期の理科の解答は記号から選ぶものが多い

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京都府の公立高校中期選抜の大きな特徴は、語句を書かせる問題が少なくほとんどが記号を選択する問題だという点です。7番(2)の問題を見てください。
 
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ただ用語を覚えているだけでは解けず、頭を使って考えなくてはならない問題が出題されています。 つまり単純に用語の丸暗記を頑張っても点数が取れないことがわかります。
上の問題は入射角や屈折角といった用語を覚えているだけでは解けません。「点PはOQの延長線上に見えるはずだから、ガラスを通して見えるまち針は全て重なっているはずだ。」と考えてはじめて正解が分かってきます。

 
 
 

100日で合格するために理科ですべきこと

京都府の公立高校の中期選抜理科でいい点数を取るには、用語を丸暗記するのではなく、出題されている分野を理解して、実験や観察の流れを頭でイメージできなければなりません。その力を身につけるために必要な方法は2つあります。
 
 

理由を説明できるようになろう!

上でも紹介した通り、実験や観察について理由を説明させられる問題にも対応できなくてはいけません。手順や実験結果を丸覚えするのではなく、一つひとつの手順や方法・結果について「どうしてこんな操作をするのか?」「なんでこんな結果になるのか?」と疑問を持って勉強するようにしましょう。
 
例えば1番(1)(p20)のような実験の手順についての問題を例に説明します。
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このような問題では、「どうして接眼レンズを対物レンズより先にとりつけるのだろう?」→「顕微鏡の中にホコリが入りにくくするためにそうするんだ!」といったように、なぜその答えになるのかを説明できるようになりましょう。

  

問題を繰り返し解いて慣れよう!

いくら教科書を読んでたくさんの用語を覚えても、それだけではいざ問題を解こうとしても上手くいかない可能性が高いです。もちろん用語を覚えることはとても大事ですが、本番で確実に得点を取るためには、実際に手を動かして問題を繰り返し解いて慣れていくことが重要です。
 
 
 

おすすめの参考書

100日間という限られた時間の中で点数を上げるためには、いくつも参考書を利用することはやめましょう。参考書は、内容が短くまとめられていて、どの分野もまんべんなく問題演習ができるようなものがおすすめです。
 
 

今日からスタート高校入試 理科

science-textbook-2(引用元:文英堂

 

分野ごとのまとめとともに「入試によく出る実験」「入試によく出る観察」が紹介されています。実験や観察をテーマにした問題が多数出題される京都府の中期選抜の対策には非常に役に立つ参考書です。
 
 

京都府公立高等学校 中期選抜

kyoto-high-school-past-exam-2018
(引用元:英俊社
 
 

京都府公立高等学校中期予想テスト

kyoto-high-school-Expected-test-2018
(引用元:英俊社

 
勉強では必ず過去問と予想テストにも取り組みましょう。実際のテストに慣れることが、本番で力を発揮できる可能性を上げてくれます。
 
 

高校入試短期完成テスト 理科(4週間で志望校突破!)

science-textbook-1(引用元:文英堂

 

「今日からスタート高校入試 理科」を繰り返し勉強することで基礎力は身につけられますが、それだけでは点数につながらない場合は、こちらの参考書もおすすめです。要点が整理されていて、問題に取り組むことで知識が定着しているか確認できます。
 
 
 

まとめ

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「時間がないし他の教科があるから」という理由で、用語を丸暗記しても京都府の公立高校の中期選抜理科では、得点は取りづらいことがわかってもらえたと思います。入試本番までもうあまり時間はありませんが、まだまだやれることはたくさんあります。
 
焦ってしまうのではなく、一度やるべきことを整理して効率よく勉強して、自分の目標を達成できるようにしましょう。

 

 

 

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