確実に評定値を1上げる定期テスト対策〜試験4週間前編〜
目次
質問:試験前でも子供が勉強せずに困っています
回答:まずは勉強に集中する準備をしましょう!
試験4週間前にはテスト範囲の整理をしましょう!
準備すべきことは2つあります。
1. テスト範囲のプリントを整理しよう
学校の定期テストは、基本的に前回の定期テストから今回の定期テストの期間中に授業で扱った範囲の理解度が問われます。そのため、まずはテスト範囲の把握がなによりも重要です。がんばって毎日4時間も勉強しても、テスト範囲とまったく違うところを勉強してもテストの点数にはつながりません。
テストを作成する先生によって出題され方は異なりますが、例えば、ある先生のテストは授業で配布したプリントから、8割程度がテストに出題されるとします。
この場合、テスト勉強をすべきところは教科書を読み込むのではなく、授業で配布されたプリントの内容を理解・記憶することです。プリントで勉強できるように、これまで配布されたプリントを勉強しやすいように整理して、もし記入していないところがあれば先生や友達に聞くなどの準備をしましょう。
テスト範囲の把握と整理は、テスト勉強の第一歩です。テスト範囲に該当するプリントの整理は、この時期にしっかりやっておきましょう。
また、これまでもしあなた自身や、あなたのお子様が、テスト1週間前〜直前に以下のようなテスト対策を行っていたならば、今回は絶対にやらないようにしましょう。
- 試験直前に友達からプリントを借りて答えを写す
- テスト範囲が書かれたプリントを失くしたため、試験に関係ない参考書に取り組む
試験1週間前にこのような勉強をすることは危険です。ほとんどの場合で、高得点は望めません。
今回のテストでは早めにテスト範囲を把握して、テスト勉強に向けた準備を行いましょう。
2. 演習を3回するための準備をしよう
定期テストで高得点を取るコツは、最低でも試験範囲の問題演習を3回行うことです。そのためには、テスト範囲の問題(教科書・問題集やプリント)をコピーしておく必要があります。しかし、このコピーを忘れてしまい1回目の演習からテキストに答えを書き込んでしまう生徒が多いです。答えを書き込んでしまうと、2回目以降の演習がやりにくくなってしまうので注意しましょう。
最初からテキストに書き込んでしまう主な理由は、試験直前に答えを書き込んだテキストの提出を求められるからです。答えを埋めたテキストを提出することにとらわれずに、まずはテスト範囲のページを必ずコピーしておきましょう。
たくさんの教科のテキストをコピーするのは時間がかかってしまいます。テスト直前に時間を浪費することは焦りの原因になるため、テスト4週間前の時間に余裕のある時期にコピーしておくことが重要です。
教材の整理と準備をこの時期にやりましょう
テスト4週間前の勉強に集中しにくい時期です。この時期には、テスト範囲のプリントの整理と、テスト範囲の問題のコピーなど、未来の自分がテスト勉強をスムーズにできるように、適切な準備をして勉強環境を整えることが大切です。この時期は勉強に集中できればいいのですが、集中できなくともテスト準備は必ず行うようにしましょう!