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よくあるご質問

27 1月 2016

成績アップに必要なのは習慣力|生徒が取り組む3ステップを大公開!

質問:どうやって成績を上げる指導をしていますか?

Study Roomに通わせて成績が上がるかどうか気になります。

 
うちの子供は他の個別指導塾に通っているのですが、半年たっても成績が上がりません。成績が上がる塾への転塾を考えているのですが、Study Roomは成績を上げるためにどのような指導をしていますか?

回答:成績アップに必要なのは『習慣力』です

おかげさまで着実に生徒の成績が伸びています。

 
通塾してから数ヶ月間で偏差値が10以上あがった生徒、成績向上によって学校から表彰された生徒など、個人差もありますが確実に進歩しています。Study Roomで成績が上がった生徒に共通するのは『習慣力』を身につけているということです。

 
なぜ学習習慣が成績向上に必要なのか? 学習習慣を身につけるためにどういう仕組みがあるのかご紹介していきますね。

習慣力は鍛えれば必ず高められます!

成績向上には学習習慣が重要です!

頑張って勉強したのにテストの成績が上がらない、テスト前でも全然やる気が出なかった、そんな生徒が急に良い点数を取ると誰もが驚きます。「めっちゃ勉強したん?」「どの参考書使ったん?」「どんなノートの取り方したん?」まわりの友達にはこんな質問をされるでしょう。

 

Study Roomでは成績を上げるために、特別な魔法は使いません。大切なのは、ちょっとしたことの積み重ねです。つまり、勉強する習慣を身につけて、習慣力を高めることです。日々の勉強によって積み重なる知識や経験を継続的に増やしていけば、成績が上がっていくことは間違いありません。

 

Study Roomで成績が上がっている生徒の共通点は、自習をしに教室へ来ることが習慣となっていることです。これはStudy Roomでの最初の面談時にお伝えしていることなのですが、塾での週数時間の授業だけで短期間に成績を上げることは厳しいのが現実です。そのため、成績を上げるために、授業と自習に取り組み学習習慣を身につけていこうとお話しています。

 

学習習慣が成績向上のために大切な理由は、このような検証結果で明らかになっています。
毎日1時間勉強している生徒と、週に1回7時間勉強している生徒、1週間の勉強時間が同じならどちらの方が成績の向上がしやすいのか比較した実験があります。その結果、1週間の勉強回数が多い生徒の方が成績向上しやすく、勉強回数の少ない生徒より1.5倍のスピードで勉強を進めていることがわかりました。

 

Study Roomでは、生徒が学習習慣を身に付けられるように、カリキュラムを設定し授業と自習によって生徒一人ひとりに最適なスケジュールを作っています。

 
 

 

習慣力で成績を向上させる3ステップ

Study Roomの生徒は、定期テストや受験に向けて『習慣力』を高めるために、日々このような3ステップに取り組んでいます。

 
 

[ステップ1 準備編] スケジュールを立ててルーティーン化する!

ラグビー日本代表の五郎丸選手がキックをする前のポーズによって、「ルーティーン」という言葉が一気に広まりましたよね。辞書で調べてみるとこんな意味でした。

 

【ルーティーン】
慣習の一種で、日常規則的に繰り返される生活様式、とくに一定の手順で行われる仕事をいう。朝起きてから決まった日課に従って生活し、仕事を済ませ、寝るという過程の全体と個々の作業に、ルーティーンは成立する。その場合、行為の規範は行為者に十分に内面化されているので、行為はいわば無意識的にスムーズに行われる。

 

Study Roomでは、生徒の日常生活の中で自習が当たり前の行動になるように指導することを心がけています。その指導に欠かせないのが、生徒それぞれに設定されたカリキュラムを元に作成したスケジュール表です。この表を使えば、どの科目をどれくらい勉強すればいいのかぱっと見て把握できるようになっています。特に受験を控えた生徒は、日々の勉強時間の積み重ねが合格への近道であるため、毎週この勉強時間をクリアするように取り組んでもらっています。

 

スケジュール表の例(受験を控える高校3年生)
1

 

まずはこのように、志望校の入試の科目ごとの配点を明らかにします。今回の例の場合、生徒の学力と合格までのギャップから自習時間を「科目100点ごとに週に1回1コマ分」としました。
科目ごとにコマ数を表した表が以下です。学校の授業で勉強できるものは、自習には含まず時間の有効利用を意識しています。

 

2

 

生徒は必要なコマ数を自分でスケジュールに当てはめながら、自習をするたびに終了した科目とコマを記録します。

 

3

 

このスケジュール表を見ると今日の自習を終えた時点で、残り3日間のうちに取り組むべき科目は以下のものだとわかります。

 

5

 

スケジュール表を使ってそれぞれの生徒がどれくらいスケジュールを消化しているのかが把握できると、指導方法や話す内容を柔軟に変えることができます。また、例に挙げた受験科目が多い国公立大学志望の生徒の場合は、科目の偏りがでやすいです。嫌い・苦手な科目の勉強時間は少なくなり、やりやすい科目ばかりやってしまう傾向があります。スケジュール表にはその偏りを防ぐ役割もあります。スケジュール表を使って勉強内容を管理していけば、生徒自身も自分がどのくらい勉強する必要があり、どのくらいクリアしているのかがわかりやすいので、必要な学習量をもれなくクリアできるのです。

 

 

[ステップ2 基礎編] タイムリミットプリントで基礎力を強化!

テストが思ったより悪い点数で返ってくると落ち込んでしまいますよね。それも覚えたはずの英単語の書き間違えや、簡単な計算ミスが原因なら悔やんでも悔やみきれません。ケアレスミスさえなければもっと良い点数が取れたのに…という生徒をこれまでたくさん見てきました。

 

英単語の暗記や計算問題をこなすことは、地味な作業であり複雑な問題の方が得点が取れるので、生徒はあまりやりたがりません。簡単な問題をやりたがらない生徒の顔には「こんな問題わかってるからめんどくさいわー。もっと難しいの教えてくれな良い点取れへんやん」と書いていることがほとんどです。

 

しかし、テストで高得点を取るためには、簡単な問題を素早くミス無く解答することが大切です。さらに、複雑な数学の図形問題や難解な英語の長文問題も、基礎力がしっかりなければ解くことができないものばかりです。そのためStudy Roomでは、自習時に基礎的な問題を反復練習しています。

 

その反復練習もただこなすようにするのではなく、集中して取り組めるように工夫が必要です。よく行っているのは、生徒の帰り際に基礎的な計算プリントを渡して、「満点を取れれば帰っていいよ」としています。そうすると、勉強をやりきって帰りたい生徒がほとんどなので、集中して問題に取り組んでくれます。

 

 

[ステップ3 実践編] 定期テストや受験に合わせた準備と演習!

基礎力は問題を正解する上での土台となってくれます。その土台を整えながら、定期テストや受験が近づいてくれば、試験内容や出題形式に合わせた演習が必要です。この演習をしなければ、基礎編で得た知識や経験を元に難しい問題を解くことがでないので注意しましょう。

 

 

受験生は授業時間を無駄にしてはいけない

受験生にとって、志望校やセンター試験の過去問演習は欠かせません。ですが、過去問演習を授業時間内に行ってしまうのはもったいないことです。なぜなら、過去問は解く時間が長くなってしまい、わからない問題を教えてくれる講師の存在が活かし切れないからです。しかし、過去問演習を宿題にしても、自宅などでは試験の緊張感はなく本番でも同じように得点できるか疑ってしまいます。

 

そこで、過去問演習は自習として授業前にStudy Roomの教室で取り組んでもらっています。そうすれば、自宅よりも緊張感を持って臨むことができ、解いてすぐに受ける授業では十分な時間を解説に割くことができるのです。

 

 

定期テストの過去問から先生の特徴をつかむ

定期テストに対する演習は、まず今回の定期テストでどれくらいの点数を取りたいのか科目ごとに考えていきます。そうすると、前回のテストの点数と目標点数のギャップを埋めるにはどれくらいの質量の勉強をすればいいのか計画が立てられるようになるのです。次に大切なのが、問題を作る先生のクセをつかみ、問題の傾向をつかむことです。

 

これは生徒だけではやり切れないので、前回のテスト(過去問)を預かって分析しています。分析の結果、数学には計算が多いのか? 英語には暗記系と記述系のどちらが多いのか? などがはっきりするので、これらの情報を元に、定期テスト本番までにどのように勉強を進めていくか生徒と一緒に考えていきます。

 

▽確実に評定値を1上げる定期テスト対策〜試験4週間前編〜(別記事に飛びます)

 

 
 

学習習慣があれば目標への戦略が立てやすくなる

年々、受験システムは複雑になってきています。そのため、単純に学習量を増やすだけでは目標達成が難しく、達成に向けた戦略を立てることがとても重要です。Study Roomの授業だけでなく、自習に来ることが習慣になれば、戦略に基づいた様々なアドバイスができます。

 

短期間で成績を上げるためには、お子さまに合った塾選びはもちろんのこと、教育費投資のタイミング、試験の受け方などさまざまなことを戦略的に実行していくことが大切ですよ。

 

 

 

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