受験前日と当日の過ごし方|必ずやっておきたい10の準備と心構え
目次
- 1 質問:受験が迫ってきて不安です!
- 2 回答:受験前日と当日の過ごし方を10個紹介します!
- 3 前日はリラックス、当日は準備通りに!
- 4 受験前日1:リラックスしていつも通り過ごす
- 5 受験前日2:勉強するならポイントをしぼる
- 6 受験前日3:持ち物・服装・防寒対策を準備する
- 7 受験前日4:当日の流れを頭に入れておく
- 8 受験前日5:ホテル泊なら「家と同じ」を意識する
- 9 受験前日6:食事と睡眠はしっかりと取る
- 10 受験当日1:時間の余裕を持って会場へ向かう
- 11 受験当日2:直前の勉強はやり過ぎないように
- 12 受験当日3:試験中は落ち着いて焦らないようにする
- 13 受験当日4:受験終了後は早めに帰宅する
- 14 まとめ:緊張を恐れずいつも通りに受験しよう
質問:受験が迫ってきて不安です!
回答:受験前日と当日の過ごし方を10個紹介します!
その頑張りを受験本番でしっかりと発揮して志望校に合格できるように、受験前日の過ごし方や受験当日の心得を知っておくことは大切です。
この記事では、Study Roomの講師陣が大学受験をしたときのエピソードを踏まえながら、Study Roomでおすすめしている受験前日と当日の過ごし方に関する準備と心構えを10個紹介します。
よかったら参考にしてみてください。
前日はリラックス、当日は準備通りに!
まずは受験前日の過ごし方についてご紹介します。
受験前日1:リラックスしていつも通り過ごす
受験前日は、勉強してもなかなか頭に入らないという意見が多かったです。そのため、息抜き・気分転換・体調を整えるの3点を意識して、受験前日を過ごすことをおすすめします。
具体的には、長い間ガマンしていたゲームを少しやったり、志望校の部活やサークルを調べたり、合格後にどんなことをしたいか考えたり、をStudy Roomの講師はしていたそうです。
受験前日は、ハメを外して逆に体調やペースを崩さないよう注意しながら、リラックスしていつも通り過ごしましょう。
受験前日2:勉強するならポイントをしぼる
受験前日は、緊張感や非日常感が高まり勉強しても頭に入りにくい人が多いです。
とはいえ、勉強しておかないと心配な人もいるでしょう。その場合は、無理に勉強しないでおくより、気持ちよく勉強をしましょう。
おすすめは、社会や理科などの暗記系科目の要点や苦手な部分の復習、これまで使ってきた参考書の大事な部分や自分で作ったまとめノートの見直しなどの勉強です。
やみくもにこれまでやったことのない難しい問題を解くのではなく、ポイントをしぼって勉強するようにしましょう。
ポイントをしぼって勉強しようと、参考書を開いても集中できず頭に入らないこともあります。
そのときはスパッと諦めて、これまで勉強してきた日々を信じてリラックスして過ごしましょう。頭に入らない中、無理に勉強しても自信を失うだけなので注意してください。
受験前日3:持ち物・服装・防寒対策を準備する
受験前日には、当日の持ち物・服装・防寒対策の準備をしておきましょう。
受験当日の持ち物
まず持ち物ですが、Study Roomの講師は以下のモノを持っていっていたようです。参考にしてみてください。
- 筆記用具(予備のえんぴつや消しゴムも含む)
- 腕時計
- お守り
- 受験票
- 参考書
- カイロ
- 昼食と間食用のおかし(チョコレートやアメなど)
- 飲み物
服装(大学受験:制服・私服どちらでもOK・高校受験:制服のみOK)
受験当日の服装ですが、一般的に高校受験では学校の制服、大学受験は特に決まりがありません。
大学受験は浪人生も受験するため私服受験の受験生もいます。受験会場によっては2~3割の受験生が私服で試験を受けていることもあります。
そのため、大学受験の際は自分のタイプや気持ちにあった服装を選びましょう。
Study Roomの講師に聞くと「着慣れている制服で受験した」「私服の方が脱ぎ着で温度調節しやすいから私服だった」「制服のほうが勉強モードになれるから制服にした」などの意見がありました。
当日着ていく服は、すぐ着替えられるよう前日の間に準備しておきましょう。
防寒対策
寒い時期に行われる受験なので、基本的にどの会場も暖房をつけてくれています。しかし、会場の特性や窓側・通路側など座席によっては、受験中に熱さや寒さを感じる可能性もあります。
そのため、カイロを持参したり、脱ぎ着で体温調整をできるように準備しておきましょう。
受験で大切なのはベストな体調と環境で実力を出し切ることです。そのために防寒対策は重要ですよ。
受験前日4:当日の流れを頭に入れておく
受験当日の朝、どのような流れで準備をして、どういう経路で受験会場(高校・大学・その他の施設)に向かうのか、その流れと時間を頭に入れておきましょう。そうすれば、当日慌てずに受験会場に到着することができます。
受験会場へ行ったことがある場合や、事前に下見ができてれば土地勘があって安心です。しかし、そうでなければネットでマップを調べたり、電車の時間を調べたりして移動のシュミレーションをしておきましょう。
自宅から遠い受験会場の場合、ホテルに宿泊することが一般的です。ホテルに家族が付いてきていれば下見をお願いして、自分は部屋でリラックスするか勉強をするのも1つの手です。
以下に、受験当日に起こる可能性があるトラブルを紹介します。
トラブルが起こった場合も考えて、当日は少し早めに会場に到着するスケジュールを立てておきましょう。
トラブル発生も想定しておこう
受験当日にトラブルが発生することも想定しておきましょう。主なトラブルとその対処法をご紹介しますね。
・当日の体調不良(ひどい風邪・発熱やインフルエンザ)
どんなに気をつけていても受験当日に、試験が受けられないくらいの体調不良となる場合もあります。その場合、まずは冷静に所属する学校(中学か高校)に電話相談しましょう。
直接、受験校や受験会場に電話するのではなく、まずは所属する学校への連絡が先です。
ただし、受験票や受験要項に当日の体調不良についての対処方法が書かれていれば、その方法を優先するようにしましょう。
・受験票を忘れて家を出た
うっかりして受験当日に受験票を忘れてしまうこともあります。その場合は慌てずに、受験会場へ向かいましょう。会場の受験担当スタッフや職員に「受験票を忘れました」と伝えると、受験票を忘れた場合の手続きができる部屋に案内されます。学校によって対応は異なりますが、多くのケースではその場で仮の受験票を発行してもらえます。
自宅に受験票を忘れた場合は、家に家族がいれば受験票の写真を携帯電話に送ってもらうようにすれば、仮の受験票発行がよりスムーズになるケースもあるようです。
・電車が遅れた場合
電車が事故などで遅れた場合は、慌てずに次のことをしましょう。
・試験会場へ電話する
・駅で遅延証明書をもらう
・遅延証明書を試験会場で見せる
この方法を使えばたいていの受験会場で、遅れた際の対応をしてもらえます。
受験前日5:ホテル泊なら「家と同じ」を意識する
大学受験の場合は、受験会場が遠方なら前日からホテルに宿泊することもあります。
親がついてくるなら家と同じ雰囲気は出やすいですが、高校生1人で見知らぬ土地のホテルに宿泊すると、慣れていないためそわそわしてし落ち着かない可能性が高いです。
そのため、変に意識しないように普段聞き慣れた音楽を流したりして、自宅の部屋にいるつもりで過ごしましょう。
ホテルで過ごす中で、1番大切なのはしっかりと眠ることです。そのため、環境が変わると寝付きが悪い人は、少し荷物になりますが普段使っているまくらを持っていくといいでしょう。Study Roomの講師が宿泊先でまくらが変わって寝付きにくかったようなので、その点は要注意ですね。
また、ホテルの部屋は乾燥しやすいため、加湿器が借りれるか予約するときに確認することをおすすめします。
さらに、ホテルに夕食や朝食がついているかも確認して、ついていない場合はホテル近くで食事が取れる場所を確認しておきましょう。
受験前日6:食事と睡眠はしっかりと取る
受験前日の夜は、しっかり食事をして、しっかり睡眠を取りましょう。Study Roomの講師に聞くと、食事は自分の好きなメニューを母親に作ってもらう人が多かったです。
その際に注意したいのは、生物や脂っこいモノは避けることです。食あたりや胃もたれによって、受験当日に実力が発揮できなかれば元も子もありません。
ホテル泊だと、ホテル内かホテルの周りか食事場所を迷わずに済むよう、事前にリサーチしておきましょう。
睡眠時間は、これまでの自分の生活を振り返って、自分の頭が働きやすいと思う時間を確保するようにしましょう。
ここからは、受験当日の心得について紹介します。
受験当日1:時間の余裕を持って会場へ向かう
受験当日は、前日に考えたスケジュール通りに準備して会場へ向かうようにしましょう。受験当日の朝ごはんは、いつも通りのメニューをおすすめします。もし意識するとすれば、いつもより少し糖質の多い朝ごはんにすれば、試験中にエネルギーをたくさん使っても頭が疲れにくくなるでしょう。
会場へ向かう際は、1人で自分のペースを保って行くか、同じ学校を受験する友だちがいれば、一緒に会場へ向かうことでリラックスにもつながるでしょう。在籍している学校によっては先生が受験会場で待機している場合もあるので、少し話して落ち着くようにするのもおすすめです。
試験がお昼をはさむ場合はお昼ごはんのお弁当を用意しておきましょう。
ホテル泊の場合は、会場につくまでにコンビニなどで購入するか、会場となった大学の学食を利用するなどの選択肢があります。大学の学食は必ず利用できるわけではないので、利用を考えている場合は受験当日に営業しているか必ず事前に確認しましょう。
受験当日2:直前の勉強はやり過ぎないように
無事に余裕を持って受験会場に到着して自分の席につき周りを見ると、どうしても他の人が賢く見えてしまいます。しかし、ここで不安になる必要はありません。焦って今更勉強するのではなく、試験直前に見直す範囲は事前に決めておきましょう。
そのため、自分で受験直前対策に使える参考書のまとめ、解き方のまとめを作っておいたり、暗記系科目(社会・理科)のまとめノートの用意したりすることをおすすめします。
試験直前には一切勉強しないというのも1つの手です。勉強しない代わりに、受験当日に親や友だちからかけてもらった言葉を思い出したり、彼氏・彼女からもらった応援の手紙を読み返したりして、リラックスしながらモチベーションを高めてもいいでしょう。
会場についた際に必ずやっておくことは、トイレの場所を確認して済ませておくことです。試験中に行かずに済むようにしておけば、心配せず試験に集中できますよ。
受験当日3:試験中は落ち着いて焦らないようにする
これまで受けてきた模試や受験の経験で、自分なりの試験を受ける際のコツを持っている人は、急に違うことをするよりも自分のやり方を信じて継続させましょう。
しかし、「試験中にどんなことを意識すれば良いのかわからない!」という人は、Study Roomの講師が実践していた以下の試験中に意識するポイントの中からいくつかを選んで実践してみてください。
- 何も意識せずに問題と向き合う
- 他人の解答スピードと比べず、自分のペースで解く
- 平常心を保つ
- 受験番号と名前を書き忘れない
- マークミスをしない
- 1点でも多く取ってやろうという気持ちで解く
- 計算ミスを注意する
- わからない問題はしょうがないから、得意な問題をどんどん解いていく
- 事前に分野ごとの解く流れを決めておく
- 落ちることを考えない
受験当日4:受験終了後は早めに帰宅する
受験終了後は、かなりの疲労感を感じる人がほとんどです。この後も受験が続いていくので早めに帰って休むことが大切です。ただし、同じ学校を受験している友だちがいれば、少し遊んだり、カフェで喋ったりして気分転換するのもいいでしょう。
Study Roomの講師は、帰宅後に入浴剤入りのお風呂でリフレッシュしたり、Twitterで他の受験生の感想を見たりして過ごしていたみたいです。
まとめ:緊張を恐れずいつも通りに受験しよう
中学生・高校生にとって自身の人生を左右する可能性が高い受験前日・当日に緊張しない人はほとんどいません。
だから、緊張することをマイナスに捉えず、これまで勉強してきた自分を信じていつも通り問題を解くように受験に向かいましょう。いつも通り受験当日を過ごすのに役立つ「受験前日の過ごし方や受験当日の心得」を10個紹介してきました。
受験生にとっては「当たり前のこと!」と思うかもしれませんが、受験前日にそわそわして緊張すると、意外に当たり前のことができないこともあります。
以下に、ここまで紹介してきた、受験前日の過ごし方と当日の心得を載せるので、再度ここで確認して自分でやると決めたことを当たり前に行えるようにしておきましょう。
受験前日6つの過ごし方まとめ
- リラックスしていつも通り過ごす
- 勉強するならポイントをしぼる
- 持ち物・服装・防寒対策を準備する
- 当日の流れを頭に入れておく
- ホテル泊なら「家と同じ」を意識する
- 食事と睡眠はしっかりと取る
受験当日4つの心得まとめ
- 時間の余裕を持って会場へ向かう
- 直前の勉強はやり過ぎないように
- 試験中は落ち着いて焦らないようにする
- 受験終了後は早めに帰宅する
ここで紹介したこと以外にも、受験当日をいつも通り過ごす役に立つと思うことは、しっかりと実行して少しでも受験でいい結果が得られるようにしましょう。
この内容が少しでも、受験当日に役立てれば嬉しいです。試験当日に実力が発揮できるように準備しましょう!!